[2025_11_26_06]泊原発再稼働に向け最終局面へ 鈴木直道知事「同意」決断へ急展開 地元4町村足並みも道議会は混乱 専門家が分析…知事判断の背景(TBS2025年11月26日)
 
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泊原発再稼働に向け最終局面へ 鈴木直道知事「同意」決断へ急展開 地元4町村足並みも道議会は混乱 専門家が分析…知事判断の背景

 22:05
※引用者注:丸数字を[]数字に変換した。
 北電泊原発3号機の再稼働に向けた動きが大きな局面を迎えようとしています。
 泊原発の再稼働への同意を鈴木知事自らが口にするのか?26日午後の定例会見に注目が集まりました。
 2012年から停止したままの泊原発。北電がめざしているのは、2027年の再稼働です。
 すでに7月に安全審査に合格し、残るハードルは「地元の同意」となっています。
 その地元のトップ、知事は26日の会見で「再稼働」についてこう述べました。

 北海道 鈴木直道知事
 「泊原発の再稼働に関しては、本日開会した第4回定例道議会で議論していただきたい。その上で、関係自治体の意見、道民の声を踏まえて総合的に判断してまいりたい」

 これまでと同じフレーズを繰り返すにとどまりました。しかし、判断材料としてあげる3つの要素には、大きな進展が…。

 [泊原発3号機再稼働へ [1]関係自治体]

 まずは「関係自治体」。
 原発周辺4町村の同意が大前提です。泊村は、高橋鉄徳村長が、いち早く17日に再稼働への同意を正式表明。
 そして、26日朝、神恵内村の高橋昌幸村長が会見しました。

 神恵内村 高橋昌幸村長
 「再稼働のために必要な安全性は十分保たれていると判断し、隣接自治体として再稼働の同意を表明する」

 午後には、共和町の成田慎一町長も、町議会で同意を表明しました。
 岩内町も町議会が再稼働の同意を採択していて、周辺4町村の足並みは揃っています。

 [泊原発3号機再稼働へ [2]北海道民の声]
 2つ目は「道民の声」。
 11月、北海道は泊原発の安全対策などについて道民の意見を聞くための説明会を道内13か所で開催しました。

 [泊原発3号機再稼働へ [3]北海道議会]
 残るは「道議会」。
 26日から定例道議会が始まりますが…。

 三國谷浩司記者
 「予定時刻を40分すぎましたが道議会の本会議がまだ始まっていません」

 鈴木知事が、25日「再稼働はやむを得ない」と同意する方針を最大会派の自民党・道民会議のみに伝えたため、一部の会派が反発。
 鈴木知事が副議長室を訪れ謝罪する場面も…。
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