[2025_12_09_34]柏崎刈羽再稼働関連の補正予算案「知事の信任・不信任のためではない」 新潟県危機管理監(産経新聞2025年12月9日)
 
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柏崎刈羽再稼働関連の補正予算案「知事の信任・不信任のためではない」 新潟県危機管理監

 20:07
 新潟県議会の厚生環境委員会は9日、東京電力柏崎刈羽原発(同県)の再稼働問題に関連する令和7年度補正予算案を審議した。森永正幸危機管理監は、同原発の安全・防災対策の理解促進事業を盛り込んだ補正予算案について「この予算案をもって、花角英世知事の(再稼働容認の)判断や知事の職務を続けること(の信任、不信任)を決めるために上程したものではない」と語った。

 その上で、花角氏の信任、不信任を決める手法は「議会に任せている」とした。小林誠県議(未来にいがた)の質問に答えた。
 県は、県議会12月定例会に提出した補正予算案で、柏崎刈羽原発の安全・防災対策に対する県民の理解を促進するため、リーフレット作成の経費など約3100万円を盛り込んだ。財源は、再稼働した後に交付される再稼働交付金を活用する。
 小林県議は「この広報予算案(の可否)をもって、知事の信任、不信任を議会で議論することはできないと思う」と指摘し、県側の見解を求めた。
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