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東通原発試験不正 村議「非常に重い」 東北電 説明に指摘
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　東通村議会は26日、議員全員協議会を開き、東通原発で発覚した監視装置性能試験記録を巡る不正について、東北電力から説明を受けた。議員は不正行為を「非常に重い」と指摘、再稼働に向けた原子力規制委員会による安全審査の影響に対する見解を求めた。

　東北電力の金澤定男副社長らが出席し、不正を陳謝した。坂本信大議員が「今後の工程変更はあり得るのか」とただしたのに対し、金澤副社長は「プラント審査の準備はしっかり行っており、2027年3月には新たな工程を示すと約束している」と答えた。
　終了後、川端一松議長は本紙取材に「遺憾というのが議会の総意。（再稼働への）計画が延びることがあっては困る。社員には真剣さを持って業務に当たってほしい」と述べた。全員協議会には議員11人（欠員2、欠席1）のほか、畑中稔朗村長も出席した。
　　（畑山佳奈子）