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東通原発試験不正 「なぜ見抜けない」 社民県連など東北電に
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　社民党県連、県平和推進労組会議は27日、東北電力などに対し、東通原発（東通村）で発覚した試験記録の不正について、「なぜ7年間も続いた不正を見抜けなかったのか」として、詳しい経緯や対応を明らかにするよう申し入れた。
　両組織は、センサーなど監視装置の性能試験を「効率化を図るため」として実施せず、管理職も不正を見抜けなかったことは重大−と指摘。「以前は正常に試験が行われていたのか」などについて回答を求めた。
　社民県連の今村修代表らが東北電青森支店（青森市）を訪れ、申し入れ書を提出。同支店幹部は陳謝し「再発防止を徹底する」と答えた。
　　　　　（佐々木大輔）