| [2025_12_09_11]「3.11を思い出した」 震度6強の青森、不安な一夜 食器も割れ(毎日新聞2025年12月9日) |
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10:37 「3・11を思い出した」。8日深夜に起きた地震で、青森県八戸市では震度6強を観測し、住民らは不安な一夜を過ごした。 地元の漁協で参事を務める高橋雅彦さん(60)は8日夜、市内の自宅で床に就いた直後、大きな横揺れに襲われた。 津波警報が出たため、すぐに高台にある娘の家に車で避難し、テレビを見ながら一夜を過ごした。「東日本大震災では自宅前まで津波で浸水したので、今回はそこまで大きな津波が来なくて本当によかった」。気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を出しており、「もっと大きな地震が来るのか不安だ。避難用の持ち物や食料品を再点検したい」と語った。 市によると、午前8時現在で12人が軽傷。市内の2カ所で道路が陥没した。 八戸市内で居酒屋を経営する玉城翔多さん(44)は9日朝から、店内の片付けに追われた。業務用冷蔵庫や、防災用にネジで固定していた戸棚も激しい揺れで倒れそうになるほどだった。 自宅1階にある店の様子を見に行くと、店内にある泡盛のボトルや食器の8割ほどが割れてしまい、「なんとか今日中に終わらせたいが、当面営業できるかどうか……。死活問題です」とぼうぜんとしていた。【宮城裕也、金森崇之】 |
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