[2025_12_11_03]【速報】地震で70m鉄塔の柱が破断 周辺に避難指示・国道45号で通行止め 70年製でNTT青森八戸ビルに設置 修復作業に約1か月見込む 最大震度6強の八戸市 【随時更新】(青森テレビ2025年12月11日)
 
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【速報】地震で70m鉄塔の柱が破断 周辺に避難指示・国道45号で通行止め 70年製でNTT青森八戸ビルに設置 修復作業に約1か月見込む 最大震度6強の八戸市 【随時更新】

 08:03
 8日深夜に起きた青森県東方沖を震源とする地震でNTT青森八戸ビル(八戸市柏崎四丁目7-2)に設置された鉄塔の一部に損傷がみられ、倒壊のおそれがあるため。48世帯に避難指示が発令されています。

【続報・写真を見る】「阪神淡路大震災以来の事例」地震で70m鉄塔の柱が破断

 市によりますと、対象世帯には個別訪問済みです。また道路交通の安全を確保するために八戸市の国道45号、類家一丁目交差点から郵便局前交差点間が通行止めとなっています。

 ■損傷した鉄塔 4本ある柱のうちの1本に破断が…

 この影響でNTTビル近くにある八戸工業高校や幼稚園が休校や休園となっています。 近くを通りかかった高校生は
 「鉄塔が折れかけているので、高校が休校になった。バス登校なので、注意しながら帰る」
 周辺の住民は
 「えっという感じ。まさか。不安は感じます。倒れた場合どうなるのだろう」
 また、交通規制の影響で周辺では渋滞も発生しています。

 ■【追記】11日午前8時15分更新

 NTT東日本によりますと、NTT青森八戸ビル(高さ30メートル)の屋上に設置された鉄塔は1970年製で高さ70メートル。NTTは地震発生後の9日にドローンなどで状況を確認。鉄塔を支える4本の柱のうち1本に破断が見られたほか、複数のボルトが落下していたことが分かったということです。鉄塔は無線通信などのために設置されていて、9月に行われた定期点検では問題が確認されていませんでした。

 ■【追記】午前10時30分更新

 鉄塔から落下したと見られるボルトはビルの屋上のほか、敷地内で発見されています。ビルにはNTT東日本と関連会社が入っていますが、職員は別の場所で勤務しているということです。NTT東日本によりますと、修復作業は約1か月を見込んでいますが、作業の開始時期はまだ決まっておらず、現在、修復のめどはたっていないということです。

 ■損傷した鉄塔 複数のボルトが外れている

 青森県八戸市では8日深夜に発生した地震により最大震度6強を観測。
 また青森県では10日深夜にも最大震度4を観測する地震が発生していました。
 気象庁は、日本海溝・千島海溝沿いで大規模地震が発生する可能性が平常時より高まっているとして、9日に北海道・三陸沖後発地震注意情報を発表し、注意を呼びかけています。

 青森テレビ
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