[2025_11_25_09]1200名の参加者が心を一つにした熱気あふれる有意義な取組み 何としても柏崎刈羽原発の再稼働を阻止したい 11/25新潟県庁包囲行動参加報告 漆原牧久(メールマガジン読者)(たんぽぽ2025年11月25日)
 
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1200名の参加者が心を一つにした熱気あふれる有意義な取組み 何としても柏崎刈羽原発の再稼働を阻止したい 11/25新潟県庁包囲行動参加報告 漆原牧久(メールマガジン読者)

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 11月25日の「柏崎刈羽原発再稼働 知事は公約を守れ 県民に信を問え! 県議会だけで決めるな」 新潟県庁包囲行動に参加してきました。以下その報告です。

◎ 11:00より新潟県庁隣りの自治会館での事前集会に参加。
 冒頭、県民ネットワークの片岡豊世話人が主催者としてあいさつし、「今回の花角知事の判断は原子力基本法に謳われている自主、民主、公開の原則のいずれにももとるものであり許し難い、知事に怒りの声をぶつけよう」と訴えました。
 出席県議会議員7人の紹介に続き、21日の知事の再稼働容認表明に抗議する集会決議案の主旨説明がされました。

◎ 新潟市議の中山均氏はその中で、21日の会見で花角知事がドヤ顔で「知事の職を止められるのは県議会しかない」と言ったことは全くの誤りだ、制度上住民によるリコールもあるし、知事自らが職を辞するという道もある、県知事の判断にノーを突きつけようと訴えました。
 「今回の知事判断は、…民主主義の根幹に関わるきわめて重大な問題」「県議会での議決が『県民の信を問う』ことの代わりにはならない」「県民投票の実施こそが必要」とする決議案を満場の拍手で採択。
 最後に「ふるさと」を全員で合唱しました。歌唱指導に立った女性が語った「福島の知人は、自分たちはこの歌を悲しくて歌うことができないと言っている」というエピソードには、胸を締め付けられるものがありました。

◎ 県庁包囲行動では12:10から12:40、2か所に分かれアピール行動が行われ、私は県庁正面での行動に参加しました。
 最初に、進行の大賀あや子さんからの呼びかけで県庁に向けて全員が手を上げ「人間の鎖」が作られました。続いて新潟の寺田恭子さん、柏崎の池田ちか子さん、福島の武藤類子さん、新潟の水内基成さんがマイクリレーで発言し、知事判断の不当性を訴えました。

◎ 最後に県庁に向けて再度「人間の鎖」が作られ、小木曽茂子さんによる「原発再稼働の是非は、私たち県民が決めたい!」のシュプレヒコールで行動が閉めくくられました。
 私はマイクリレーの最初に発言した寺田恭子さんの「若い世代はただでさえ将来に対して様々な不安をかかえています。どうかこれ以上大きな不安を増やさないでください。」という言葉に目頭が熱くなりました。
 天候にも恵まれ、1200名の参加者が心を一つにした、熱気あふれる有意義な取組みでした。
 この行動の成功を受け継ぎ、何としても柏崎刈羽原発の再稼働を阻止したいと思います。
※動画はこちら
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